ロードバランサー
2023年3月16日に本サービスの提供を終了いたします。詳細は以下のURLをご確認ください。
https://manual.sakura.ad.jp/ds/phy/support/lb_eos/
※本サービスの新規お申し込み受け付けは、2021年4月28日をもって終了しました。
さくらの専用サーバでは、高性能・高可用性を誇るロードバランサーをご提供します。
アクセス集中によるサービス品質低下やサーバートラブルなどといった、もしもの場合に備えた可用性の向上を実現し、遅延のない快適な環境を確保します。

このサービスのご利用には別途「専用グローバルネットワーク」のお申し込みが必要です。
本サービスは、異なるゾーン間でのご利用はできません。
本サービスは東京リージョンでの提供は行っておりません。
対象プラン
対象プラン
さくらの専用サーバ | |
---|---|
対象 | ○オプション |
特長
L4/L7 レベルの負荷分散処理が選択可能
L4
トランスポート層の情報で分散処理を行います。
TCP/IPの情報で判断するため分散性能が高く、同一IPアドレスからのリクエストを同じサーバーに転送するなど、TCP/IPレベルでのセッション維持機能を利用することができます。
L7
TCP/IP層の情報に加えてアプリケーション層の情報で分散処理を行います。
HTTPやFTPなどの情報をベースにした分散処理や、URLに付加されているパラメータを参照した分散処理設定も可能です。
DSR・非DSRが選択可能
DSR
クライアントリクエストはロードバランサーを介し、レスポンスはロードバランサーを介さずにクライアントに戻る方式。高速なレスポンスが求められる環境での利用に適しています。
※L7ではご利用いただけません。

日本語、英語を含む多言語対応の
Web管理画面を標準提供
日本語対応の操作性・管理性に優れた管理画面を標準提供
※CLI(SSHによる操作環境)は、提供しておりません。

非DSR
クライアントリクエストもレスポンスも、全てロードバランサーを介しクライアントに戻る方式。
L4/L7を選択してご利用いただけます。

SSLアクセラレータを標準搭載
Web通信に不可欠なSSL通信で送受信されるデータを、ロードバランサーで暗号化・復号化する機能を標準搭載。SSLアクセラレータを適切に配置することで、Webサーバーやアプリケーションサーバーに負荷を掛けることなく、暗号化された内容の通信を高速化できます。

料金・仕様
料金・仕様
サービス | 料金 | タイプ | 最低利用期間 | 納期 | |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 月額料金 | ||||
ロード バランサー |
52,171円 | 13,410円 12ヶ月一括払いの場合は、160,914円 |
共有 | 3ヵ月 | お支払い確認から5営業日以内 |
利用目安
CPS(Connections per Second) | 利用目安(コネクション数/秒) |
---|---|
L4 CPS | 8000 |
SSL CPS(1024bit) | 170 |
SSL CPS(2048bit) | 40 |
クラスタリング数 | 利用目安 |
リアルサーバー | 120 |
バーチャルサーバー | 60 |
(参考)提供機器仕様
モデル | 構成 | スループット(最大) |
---|---|---|
A10 Networks AX3030 | 冗長構成(Active/Standby) | 27Gbps |
主な分散アルゴリズム
1. ラウンドロビン(Round Robin)
クライアントからのリクエストを順番にサーバーに振り分ける。
利用ケース:サーバーのスペックが同等な場合など
2. 最小コネクション(Least Connection)
分散対象サーバーの中から現在最もクライアントとのコネクション数が少ないサーバーに振り分ける。
(コネクションが多い=高負荷と判断し、コネクション数が少ないサーバーにリクエストを振り分ける)
利用ケース:Webアプリのシステム構築環境など
3.重み付けラウンドロビン(Weighted Round Robin)
分散対象サーバーの処理能力に応じて分散比率を指定し、トラフィックを振り分ける。
利用ケース:サーバーごとのスペック差が大きい場合など
4.重み付け最小コネクション(Weighted Least Connection)
コネクション比率が最も低い分散対象サーバーに対してトラフィックが動的に割り振られる。
利用ケース:異なる性能のサーバーが混在する環境での使用など
5. 最速応答時間(Fastest Response Time)
分散対象サーバーの中から最もリクエストのレスポンスが早かったサーバーを選択する。
利用ケース:レスポンスタイムが重要となるサービス(ソーシャルアプリなど)の運用システムなど
6. 最小HTTP要求(Least Request) ※HTTP負荷分散時のみ
分散対象サーバーの中から現在最もクライアントとのHTTPリクエストが少ないサーバーに振り分ける。
ご利用にあたって
※ 本サービスの新規お申し込み受け付けは、2021年4月28日をもって終了しました。
ロードバランサーの設定について
- ・お客様ご自身で設定が行えます。設定については下記よりご確認ください。
- ・ロードバランサーの設定代行作業は有料です。
お申し込みの場合は下記ロードバランサーサービス設定変更ヒアリングシートの内容を記載の上、さくらインターネットまで郵送にて送付してください。なお、お電話でのお申し込みは受付けておりません。※事前にロードバランサーの設定が行われている場合は、削除したうえでヒアリングシートに記載された設定を行います。
あらかじめご了承ください。 - ・IPv6のバランシングを行う場合、ロードバランサーの管理用IPv6を設定する必要があります。
※ご指定がない場合、提供時にIPv6の設定は行っておりません。
- ・ロードバランサー管理用IPアドレス(IPv6)の設定は無料です。下記テンプレートの内容を記載の上、さくらインターネットまでメールでご連絡ください。なお、お電話のお申し込みは受付けておりません。