OS

OSプラン

さくらの専用サーバ PHYでは、お客様のニーズに合わせてさまざまなOSが利用できます。
Linux系OSはもちろん、Windows Serverなどの商用OSや仮想化OSの選択も可能です。
詳細は 対応OS一覧 仕様一覧PDF をご覧ください。

OSインストールにあたっての注意事項

  • OSインストールはコントロールパネルからご対応ください。
  • OSインストールを行いますと、それまでにインストールされていたOSやソフトウェア、データなどがある場合、全て消去されます。 コンテンツデータや、設定ファイルなどについてはお客様自身で必ず事前にバックアップをとり、移設準備を行ってください。
  • OSは、各ベンダーの提供期間に準じて提供いたします。提供終了となったOSはインストールできませんので、ご注意ください。

対象OS一覧

モデル 8コアモデル 8コア x 1CPU 16コアモデル 16コア x 1CPU 48コアモデル 24コア x 2CPU
提供機種 Supermicro SYS-510P-MR Supermicro SYS-510P-WTR DELL R660
AlmaLinux 8
9
Rocky Linux 9
Ubuntu
20.04
22.04
24.04
VMware vSphere ESXi 8.0
Red Hat Enterprise Linux 8
9
Windows Server 2019
2022
SQL Server 2019
2022

※各バージョンは64bit版です。
※「SQL Server 2022」は、「Windows Server 2022」を提供する機種に適用いたします。

OS仕様

Red Hat Enterprise Linux

レッドハット社によって開発、販売されているエンタープライズ向けのLinuxディストリビューションです。

ライセンスについて

Red Hat Enterprise Linux のライセンスは「プロセッサライセンス」となります。
2プロセッサごとに1ライセンスとなります。

会員登録情報の提出について

レッドハット株式会社との契約により、「Red Hat Enterprise Linux」をご利用になる法人のお客様に限り、弊社にご登録いただいた会員登録情報(会社名、住所、メールアドレス等)をレッドハット株式会社および認定代理店であるSB C&S株式会社へ提供いたしますので、あらかじめご了承ください。


Microsoft Windows Server / Microsoft SQL Server

Windows Serverは、マイクロソフト社のサーバー向けオペレーティングシステムです。 SQL Serverは、マイクロソフト社のリレーショナルデータベース管理システムです。

ライセンスについて

さくらの専用サーバ PHYでご利用いただけるMicrosoft製品のライセンスは、Microsoftのサービスプロバイダ向けライセンス(SPLA)にて提供いたします。
Windows Server / SQL ServerのライセンスはMicrosoftのSPLAで定義されている「コアライセンス」にて提供いたします。
「コアライセンス」は、サービスを提供するサーバーのコア数によるライセンス形態となり、サーバーのソフトウェアにアクセスするクライアントPC数に制限はありません。
1ライセンスあたり、2コアライセンスとなります。 物理CPUのコア毎にライセンスが必要です。

  • Windows Server の最低ライセンス数は「4」になります。
  • SQL Server の最低ライセンス数は「2」になります。

提供ライセンス例

Windows Server SQL Server
物理コア数 CPU数 ライセンス数 契約数量 ライセンス数 契約数量
4 1 4 4 2 2
8 1 4 4 4 4
8 2 8 8 8 8
20 2 20 20 20 20

申込について

  • Windows Server / SQL Server は、ご利用になるサーバーの仕様に合わせて、ライセンス数を契約数量としてお申し込みいただきます。
  • 「さくらの専用サーバ PHY」では、Windows Server / SQL Server について、お申し込みの組み合わせがパターン化されております。
    (a)「Windows Server」のみ、お申し込みいただくパターン
    (b)「Windows Server と SQL Server」をセットでお申し込みいただくパターン
    パターンを変更される場合、現契約パターンを解約の上、新たにご希望の契約パターンをお申し込みいただきます。
  • Windows Server / SQL Server の Edition を変更される場合、ご利用の契約Editionを解約の上、新たにご希望の契約Edition をお申し込みいただきます。
  • 原則として、途中解約による返金は致しません。

Windows Server の提供範囲

物理サーバーのOS Hyper-Vのセットアップ ゲストOSのセットアップ
Windows Server Standard Edition - -
Windows Server Datacenter Edition

Windows Server / SQL Server 対応表

Windows Server 2016 Windows Server 2019 Windows Server 2022
SQL Server 2017 Web Edition - -
Standard Edition
SQL Server 2019 Web Edition - -
Standard Edition
SQL Server 2022 Web Edition - -
Standard Edition

Windows Server Standard Edition

初期状態では Hyper-Vのセットアップは行っておりません。

※ゲストOSの利用をご希望の場合は Windows Server Datacenter Edition をご選択ください。

Windows Server Standard Edition での SQL Server 適用範囲

Windows Server Standard Editionをご利用の場合、オプションSQL ServerいずれのEdition でもホストのみのご提供となります。

Windows Server Datacenter Edition

初期状態※でHyper-VおよびゲストOSをセットアップしたうえで提供いたします。

  • ※ 物理サーバーのOSおよびゲストOSは、Windows Server Datacenter Edition のライセンスをお申込いただくだけでご利用いただけます。
  • ※ お客様ご利用後の弊社サポート範囲は「物理サーバーのOS」までとなり、仮想マシンの運用に関する部分はサポート対象外とさせていただきます。
Windows Server Datacenter Edition での SQL Server 適用範囲

Windows Server Datacenter Editionをご利用の場合、オプションSQL ServerいずれのEdition でもホストのみのご提供となります。

注意事項

ゲストOSのご利用について
  • 弊社にて提供するSPLAライセンス「Windows Server Datacenter Edition」をインストールしているホストサーバー上でのみご利用ください。
  • お客様ご利用後の弊社サポート範囲は「物理サーバーのOS」までとなり、仮想マシンの運用に関する部分はサポート対象外とさせていただきます。 ご利用に関するいかなるトラブルについても弊社では一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
  • あくまでも弊社での提供を考慮したサービス仕様になりますので、マイクロソフトの公表しているライセンスに関する情報とは異なる場合がございます。
ゲストOSのIPアドレスについて

初期提供時には「ホストサーバー」用のグローバルIPアドレス1個を標準提供いたしますが、「仮想OS」用のグローバルIPアドレスは提供いたしません。 仮想サーバーにグローバルIPアドレスを割り当てて運用する場合は、別途オプションサービス『専用グローバルネットワーク※』をお申し込みいただく必要があります。

  • ※ 専用グローバルネットワークをご利用頂くには、サービス開通後に、コントロールパネルにてHyper-Vホストのネットワークを「共用ネットワーク」から「専用グローバルネットワーク」への切り替えが必要となります。
    専用グローバルネットワーク
SQL Server インスタンスの構成について
  • インスタンスの構成は「既定のインスタンス」となります。
  • インスタンスの追加並びに、インスタンス名の指定や変更はお受けしておりません。